以前から気にはなっていたけど手が出せなかった映画『28日後...』
鯖代払いにコンビニ行った時、特別編が999円で売っているのを発見。ちょっと前までアマゾンで他の映画とセットで1980円ぐらいで出てたのに…。映画自体が4年前のものだし、もうそういう価格になるのかな~?と変な納得をしつつ衝動買い。
| 28日後...特別編 | |
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で、感想なんですが。(以下多少ネタバレ有)
まず注意をふたつ。
ホラーダメな奴ぁ観るな。ゼッタイ。
スプラッタほどじゃないけど、描写がきつい。日本で公開された当時は確かPG-12指定だったはず。
人と人の殺し合いがあるから、流血と死体は付き物です。ゲームでは慣れていても、やっぱリアルな映像となると正直キツかったです。
ロメロ(ゾンビ)系信者は観るな!……多分。
「こんなのゾンビ映画のパクりじゃん!!」とか言い出すバカ頭の固い人はお帰りください。
自分のいいと思ったもの以外は罵倒し、ケチをつけることしか出来ない人間ほど悲しい生き物はないですよ。
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全体的には、本編と特典ひっくるめて約1000円という価格でも十分見ごたえのあるDVDでした。逆をいうと1000円以上出すのは損かな…と。
映像の編集&見せ方・音楽&音響の合わせ方、どちらもこの映画を引き立て、さらにリアルさを増す鍵になっていると思います。一部のファンの方々が『これはアートだ』と言うのも納得できます。
ハリウッドのようなド迫力の娯楽作品より、ふとしたことであたまの隅っこに滲み出てくる怖さがある作品です。
何故か霊長類だけに一瞬で感染し、凶暴化させるウイルスによって人っ子一人いなくなってしまったロンドン。何があったのか、自分が意識を失っている間のことを打ち捨てられた新聞で把握できても、暫くどうしていいのか分からないままフラフラ歩く主人公の姿が、どことなくシュールなのにリアルなんで気味が悪い。
非感染者同士で安全な場所を求め、助け合う姿。
自分の知らないところで愛する家族が死を選んだことを受け入れ、生き延びなければならない辛さ。
襲ってきた感染者が少年だったために出来てしまった一瞬の迷いと心の傷。
感染してしまった父が娘を手にかけまいと最後の理性を振り絞って遠ざけるようとする姿。
― これは、人が理性を保ち生き続ける事は必ずしも容易ではないというメッセージ。
本来なら、災害や感染症の生物災害には強いはずの軍隊も、極限状態に晒されてしまえば武器を持った凶暴な感染者以下の存在に成り下がる。
人間が複数いれば、ウイルスなど関係なくそこには暴力は存在し、敵意あるものには容赦がなくなる。
― 『結局、一番怖いのは人間だ…。』という倫理的な意味を含んだ警告。
実際には『ありえない話』として片付けられてしまうかもしれないけど、細菌やウイルス感染による災害はちょっとしたことでいつでも起きる可能性があること。いま話題のBSEやらちょっと前の鳥インフルエンザなんかが最悪のシナリオで展開するとこれに近い状況になるんだろうなぁ。。。
自分がこういう状況に置かれたら果たしてどうなるんだろう?と、ちょっと考えさせられる映画でした。




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